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2024/01/27 “Trics” – マルッティ・ポケラ生誕100周年記念セミナー(フィンランド/オンライン)
1月27日 | 17:00 – 1月28日 | 00:00
2024年1月23日で生誕100周年を迎えるマルッティ・ポケラ教授の、カンテレおよび民俗音楽への功績と重要性をふりかえる特別セミナーが、1月27日(日)に芸術大学シベリウス・アカデミー民俗音楽学部主催で開催されます。
現地ヘルシンキでの開催とあわせ、zoomでのオンライン視聴も可能です。
フィンランド語でのセミナーが中心ですが、ご興味ある方はぜひご視聴下さい。
“Jutkauksia” -Professori Martti Pokelan syntymästä 100 vuotta juhlaseminaari
“Trics” – マルッティ・ポケラ生誕100周年記念セミナー
日にち:2024年1月27日(土)
時間:
[フィンランド時間] 10:00~17:00
[日本時間] 17:00~翌00:00
会場:Musiikkitalo Auditorio/オンライン
住所:Mannerheimintie 13 A, Helsinki
zoomリンク:https://uniarts.zoom.us/j/69640725960
参加費:無料
詳細:https://fb.me/e/3wUFfxqUz(Facebookイベントページ)
マルッティ・ポケラは、現代フィンランド民俗音楽、特にカンテレ音楽の父であり、たゆまぬカンテレの提唱者でした。1970年代には単なる博物館の所蔵品とみなされていた5弦カンテレを実用的な楽器へと押し上げ、シベリウス・アカデミーの学校音楽学部(当時)で民俗音楽を教えはじめました。アカデミーへの民俗音楽の独自機関創設にも尽力し、退職後も教師として活動しました。
ポケラは作曲家、音楽家、教育者としてキャリアを積み、こんにち私たちが知る一連のカンテレ楽器ファミリーを復興させました。ポケラは妻のマルヤッタとともに数多くのテレビ出演のおかげで、大衆に広く知られるようになりました。ポケラは1980年に教授の称号を得、1988年にはウーシマー群芸術賞を、2001年には国家作曲賞を受賞しました。
しかし、2005年に出版されたポケラの前衛的な作品はあまり知られていません。これらの作品は、新印象派の室内楽作品として特徴づけられます。作曲家であり教育者であった彼の作曲手法は、奏者とともに作品をつくり上げる「合同作曲」です。楽曲においては、即興演奏が作曲活動中の一部として、ましかし、2005年に出版されたポケラの前衛的な作品はあまり知られていません。これらの作品は、新印象派の室内楽作品として特徴づけられます。作曲家であり教育者であった彼の作曲手法は、奏者とともに作品をつくり上げる「合同作曲」です。楽曲においては、即興演奏が作曲活動中の一部として、また演奏・表現手法として重要な役割をはたします。ポケラの作品はいくつかの音源、4冊の楽譜集が出版されています。
セミナーにはスピーカーとしてポケラの同僚、教え子、家族が登壇予定です。
内容&タイムテーブル:
※2024/1/27 更新
時間 | 内容 | 話し手(敬称・肩書略) |
---|---|---|
[FI]10.00-10.10 [JP]17:00-17:10 | Tervetuloa! ようこそ!(開会の挨拶) | Riitta Huttunen (セミナープロデューサー) |
[FI]10.10-10.55 [JP]17:10-17:55 | Martti Pokela, kansanmusiikki, kantele マルッティ・ポケラ、民俗音楽、カンテレ | Heikki Laitinen |
[FI]10.55-11.35 [JP]17:55-18:35 | Kokeilija Martti; Saunabaletista Tuulikumpuun 試行者としてのマルッティ; バレエ組曲「Sauna」から「Tuulikumppu」 | Hannu Saha |
[FI]11.35-12.15 [JP]18:35-19:15 | Sonata nro 1 – Martti säveltäjänä 『ソナタ No.1』- 作曲家としてのマルッティ | Timo Väänänen |
[FI]12.15-13.45 [JP]19:15-20:45 | Omakustanteinen lounas 各自昼食 | |
[FI]13.45-14.30 [JP]20:45-21:30 | Martti musiikkikasvattajana keskustelu パネルディスカッション – 音楽教育者としてのマルッティ | パネリスト: Anssi Tikanmäki, Mikko Nikula等 モデレーター: Satu Sopanen |
[FI]14.30-15.00 [JP]21:30-22:00 | Martti Pokela ja Suomen Yleisradio マルッティ・ポケラとフィンランド公共ラジオ | Sirkka Halonen |
[FI]15.00-15.30 [JP]22:00-22:30 | Martti Isä – Meidän taatu! 父マルッティ – 私たちの父さん! | Eeva-Leena, Juha Pokela, Petteri Sariola |
[FI]15.30-15.45 [JP]22:30-22:45 | Tauko 休憩 | |
[FI]15.45-16.15 [JP]22:45-23:15 | Kansanmusiikinosaston oppilaat muistelee 民俗音楽学部の学生による想い出 | マルッティの教え子たち: Anna-Kaisa Liedes, Tiina Kaaresvirta, Sinikka Kontio等 |
[FI]16.15-16.45頃 [JP]23:15-23:45 | Keskustelua, musitelua sekä seminaarin loppusanat ディスカッション, 想い出話, セミナー閉会の挨拶 |
問い合わせ:
リーッタ・フットゥネン(Riitta Huttunen;セミナープロデューサー)
riitta@maetka.fi
TEL:+358 50 355 1036