2023年9月16日土曜日
フィンランドの長い長いカンテレの歴史において
記念すべき最初の「カンテレの日」
Kanteleen päivä #kanteleenpäivä
正式な「国の記念日」には制定されてはいません。
ただいま申請中です。
フラッシュモブの様子は
こちらのyoutubeチャンネルでご覧いただけます。
同日、17:30よりOodiのMaijan saaliにて行われた、
Gaala-授賞式と祝賀会は、
事前に招待されたカンテレ奏者、カンテレ関係者、音楽家たちが出席し
Satu Sopanenのフレンドリーでテンポのよい司会進行で
2時間があっという間に過ぎました。
フィンランドの名うての演奏家たちが集う会場は
本当に豪華絢爛。
ホールが華やかにきらびやかに装飾されていたわけではありません。
彼らの醸し出す雰囲気がカンテレそのもの、
美しくて深くてきらめいている、という空間は夢のようでした。
シャンペンで乾杯「Iloinen kantele!」の唱和の後
会は以下のように進行しました。
KardemimmitのJutta Rahmelによるコンサートカンテレ弾き歌い
「Ilmaa」作詞作曲 Jutta Rahmel
カンテレ・オブ・ザ・イヤー2023の各賞の表彰式
・カンテレのグローバル化に貢献した演奏者や最優秀アルバム賞など
申し訳ないのですが
誰が何を受賞したのか、メモを取りませんでした!!
でも
Ida Elina
Eija Kankaanranta
Maija Kauhanen
Jutta Rahmel
Kardemimmit
Hannu Koistinen
Anna Karin Korhonen,Senni Eskelinen, Sari Kaasinen(カンテレ・オブ・ザ・イヤー2022)
がステージ上で表彰をされたのを記憶しております。
今後フィンランドのKanteleleettoより正式な記録が発表されますので(と思います)そちらで確認してからまた改めて皆様にお伝えします。
作曲家Kaija Saariahoを追悼するステージ
Eija Kankaanranta(コンサートカンテレ)
Kaisa Kortelainen (バスフルート)
「Light Still and Moving, osa I Daibutsu (2016)」作曲 Kaija Saariaho
来賓のご挨拶
*大統領夫人は残念ながらご出席になりませんでしたが、
お寄せいただいたメッセージをスタッフが読み上げました。
演奏
Kave
Hanna Ryynänen – Saarijärven kantele
Timo Väänänen – Nars-juh(シベリア地方のボックス・ライアー)
「Ruuhka 」作曲 Hanna Ryynänen & Timo Väänänen
今年の最優秀演奏者の表彰
Äijäkanteleet
Kulta Kantele・金のカンテレ賞の表彰式
カンテレ・ビルダーのJyrki Pölkki氏が受賞されました。
傍らでお祝いを述べられたのはRauno Nieminen氏。
クロージングの演奏
Eija Kankaanranta – エレクトリック・コンサートカンテレ
Nea Wunsch – エレクトリック・コンサートカンテレ
「Concertino (2001/2013)」 作曲 Juhani Nuorvala
閉会の言葉
記念撮影等
その後はしばしご歓談。
会場借用のタイムリミットが迫る中、
カンテレを愛してやまない多くの人々が語らい、
称え合う和やかな時間となりました。
来年はどのようなイベントが開催されるのでしょうか。
日本のカンテレ愛好者の皆様も参加できるような企画があれば・・・と
夢を描いている管理人です。