出生率低下についてのYleの記事です。
日本のこと?
いえいえ、フィンランドのことです。
元記事はこちら(フィンランド語)
Lapsia ei synny lukuisista eri syistä – isäksi haluava 43-vuotias pohtii, mikä meni vikaan | Yle Uutiset
◆記事の概要は
・フィランドの35歳の男性の半数は子供がいない。
・同年代の女性の35パーセントも子供をもっていない。
・出生率は下がり続け、社会に与える影響は大きい。
・子どもをもたない理由はもちろん人それぞれである。
・わずか10年の間に、出生率は3分の一にまで低下したし、さらに加速している。
*これは記事内にグラフがあり、2010年から2020年の間に大幅に減少したことが明らかです。
・フィンランドは世界で「最も子供のいない国の1つ」(へぇーそうなんだ)
・しかし、自らの意志で子供をもたないと決めている人はわずか13パーセント
・その他の人たちは(調査の対象範囲の人々)
・パートナーとの交際期間がまだ短いから
・結婚を考えるような相手がいない
・生活が不安定だから
・精神的な苦痛を抱えている
・まだ子どもを欲しいと思わないから
・失業しているので
など理由はさまざまである。
・40歳以上の女性の不妊治療が無料ではなくなったことも理由の一つではないか。
・個人主義も拡大し家族生活を規範とする考え方もなくなってきている。
・若者たちはアイデンティティの確立に悩んでいる。
・子どもの数の減少は経済、人口の年齢構成、労働供給、年金の財源、全体的な福祉に影響を与える。
◆以上、ざっと要約を書いてみました。
「フィンランドは子育てに国をあげて力を入れている」とか
「ネウボラってすごい!」
「子供が生まれたらお祝いセットがどんともらえる」
など大変すばらしい話が日本には伝わっていますけれど
実際のところ出生率がどんどん低下しているのが現状です。
10年で3分の一って、かなりのスピードではないでしょうか。