いよいよハーパヴェシでの個人的メイン!プログラムに触れる時がきました。
こちらの記事でも紹介してきたマルッティ・ポケラのドキュメンタリーを見て以来、いつかハーパヴェシには行ってみたいな、できればマルッティの家や”ポッケロカンガスの結婚ワルツ”の題材となった地も訪れてみたいなと思っていました。
今回の旅でハーパヴェシに行くと決めてから、実現に向けて伝手を頼ったところ、アカペラグループRAJATONのボーカルで、マルッティの孫であるソイラ・サリオラが快く協力してくれました。感謝の念に堪えません…!
忙しいリハーサルの合間をぬってソイラの案内で訪れたのは、マルッティが幼少期を過ごした家、通称”アラコティ”。
現在の所有者はマルッティの弟オッリさん(ドキュメンタリーにも登場しています)で、今でも夏の間はここでお過ごしとのこと。
オッリさん、マルッティの娘エーヴァ・レーナさん、親族の皆さんが温かく迎えて下さいました。
マルッティがデザインした5弦カンテレでエーヴァ・レーナさんがマルッティの曲を弾いてくれましたよ。
また、家具やインテリア品にはマルッティが赤ちゃんの頃から使っているもの、マルッティやマルッティのお父さんが製作したものもあり、時代を経ても大切に受け継がれているその精神に触れることができました。
オッリさんからは、家の歴史やマルッティとの想い出などを聞かせて頂きました。
そしてなんと、1940年代のマルヤッタ&マルッティ・ポケラ演奏会のポスターを”お土産に”頂いてしまいました。
なんて貴重な…!いつか皆さまにもお披露目したいところです。
10/23に開催するオンライン カンテレ・セミナーではマルッティ・ポケラのカンテレ音楽を中心に、彼の功績をご紹介します。その際に、今回の訪問の様子も紹介する予定です。どうぞお楽しみに!