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対象:大型カンテレ, 11弦カンテレ~(メロディ)
エミール・カウッピ(Emil Kauppi;1875-1930)は作曲家、ピアニスト、そしてカンテレ奏者で、教会音楽家になるための学校を卒業した後、現在のシベリウス音楽院でM.ヴェゲリウスやJ.シベリウスにも学びました。オペラや戯曲で本領を発揮した作曲家であるいっぽう、自ら演奏する大型カンテレのための練習曲集や教本も著しました。
正確な年号は不明ですが、1900年代初頭にFazer社より出版された『カンテレ演奏における学習本(Oppikirja Kanteleensoitossa)』は28弦カンテレのための練習曲集で、指・リズムの練習No.1~115の後、フィンランド民謡の編曲がソロ用、デュオ用、歌の伴奏用とそれぞれ収められています。
今回ご紹介するのは、ハメ地方のダンス音楽をソロ用に編曲した『Angleesi(またはAnglaise)』。エンゲリスカとも呼ばれるダンス音楽の一種です。飛び跳ねるようなメロディを楽しみながら軽快に弾きたい一曲です。