日にち:2025年2月26日
時間:19:00~21:00
場所:オンライン(Google meet)
参加者:30名
お話:ジムキョクチョー髙橋
日本カンテレ友の会主催のオンライン カンテレ・セミナー、第4回目では、2月28日の「カレワラの日」にちなんで、カレワラとカンテレにまつわる話に注目し、民俗叙事詩『カレワラ』に登場するカンテレ、『カレワラ』が与えた影響、編纂者エリアス・リョンルート(Elias Lönnrot)のカンテレへの強い興味とその成果をご紹介いたしました。
会員以外の方からも多くのお申込みを頂き、『カレワラ』への関心も伺える回となりました。

リョンルートがこんなにもカンテレLOVEの方だったとは知りませんでした。

リョンロットの事はまだまだ未知でしたので、生い立ちや行動など、人物像を知れたのはとても良かったです。 楽譜が読めなくても曲を伝えられるように、数字譜を使っていたことも、親しみを感じました。 これからまたじっくりとカレワラを読み進めます。

カンテレが民族の象徴となるように、「カレワラ」の中で意図的に?配置されていることが知れてとても興味深かったです。
リョンルートが自分でカンテレを作って、それを友人に配って、楽譜集を作って、弾き方を教えて・・・カンテレの歴史の中で一種の革命を起こした人物だとは驚きでした。
新たな「カレワラ」の視点に気がつかせてもらいました。感謝します。
セミナーで使用したスライドをご紹介いたします。
なお、当日はスライドの合間に伝統詩歌ルノラウルの伝統的な歌い手ユッシ・フオヴィネン(Jussi Huovinen;1924-2017)によるカンテレを伴奏とした詩歌朗唱の動画も紹介しております。