マルッティ・ポケラは、学生時代からフィンランドの公共放送YLEのラジオ番組で音楽を奏で人気を博しました。カンテレ楽曲の多くは、ラジオでの収録のために作られたとも言われており、YLEにはポケラの貴重なアーカイブ音源が残っています。
生誕100周年を記念して、ポケラにまつわる3つの音楽アーカイブ特集ページが公開されています。
ポケラによる5弦カンテレ演奏、デュオ”マルヤッタ&マルッティ・ポケラ”による歌、娘エヴェリーナの歌をそれぞれ楽しむことができます。貴重な音声、ぜひ公開されているうちに耳を澄ませてみて下さい!
このページでは娘エヴェリーナによる歌声を紹介します。ポケラのカンテレ伴奏が伴う曲もありますよ。
Pikku Eveliina jodlaa ja laulaa
マルッティとマルヤッタの娘エヴェリーナ(エーヴァ=レーナ・ポケラ)は、テレビ時代におけるフィンランド初の子役スターとして6歳の頃からラジオ・テレビで歌声を披露してきました。この特集はエヴェリーナの歌がメインですが、中には父マルッティによるカンテレ伴奏も含まれています。
リンク先から各回の「▶Kuuntele(聴く)」ボタンを押してお楽しみ下さい。
Pikku Eveliina jodlaa ja laulaa
第1回:Luzernista Rigiin/ルツェルンからリギへ
スイス民謡/J.パヌラ編, 1962
第2回:Sveitsin kuvakirja/スイスの絵本
マルヤッタ・ポケラ曲・詞, 1962
第3回:Tillin tallin/ティッリン・タッリン
マルヤッタ・ポケラ曲・詞/J.パヌラ編, 1962
第4回:Marjalaulu/ベリーの歌
マルヤッタ・ポケラ曲・詞/J.パヌラ編, 1962
第5回:Täällä Pohjantähden alla/ここ北極星の下で
フィン民謡/J.パヌラ編,1962 ※カンテレ伴奏
第6回:Vuodenajat/四季のうた
フィン民謡/ポケラ編, 1962 ※カンテレ伴奏
第7回:Pikkuinen paimen/小さな牧童
スウェーデン民謡, 1962 ※カンテレ伴奏
第8回:Lennä, lennä leppäkerttu/飛べ 飛べ テントウムシ
フィン民謡, 1962 ※カンテレ伴奏
第9回:Kehtolaulu/子守歌
フィン民謡/ポケラ編, 1962 ※カンテレ伴奏
第10回:Pikkulintu riemuissaan/歓びの小鳥
フィン民謡, 1962 ※カンテレ伴奏
※楽曲タイトル和訳は、日本カンテレ友の会による仮訳