マルッティ・ポケラは、学生時代からフィンランドの公共放送YLEのラジオ番組で音楽を奏で人気を博しました。カンテレ楽曲の多くは、ラジオでの収録のために作られたとも言われており、YLEにはポケラの貴重なアーカイブ音源が残っています。
生誕100周年を記念して、ポケラにまつわる3つの音楽アーカイブ特集ページが公開されています。
ポケラによる5弦カンテレ演奏、デュオ”マルヤッタ&マルッティ・ポケラ”による歌、娘エヴェリーナの歌をそれぞれ楽しむことができます。貴重な音声、ぜひ公開されているうちに耳を澄ませてみて下さい!
このページでは妻であるマルヤッタとの音楽活動 デュオ”マルヤッタ&マルッティ・ポケラ”による歌と伴奏による音楽を紹介します。
Marjatta ja Martti Pokelan äänityksiä 1951–1962
デュオ”マルヤッタ&マルッティ・ポケラ”による1951~62年の音源です。二人は各地の民謡・伝承曲を多く採取し、歌詞や伴奏をつけてギターやカンテレ伴奏で大衆に紹介しました。
リンク先から各回の「▶Kuuntele(聴く)」ボタンを押してお楽しみ下さい。
Marjatta ja Martti Pokelan äänityksiä 1951–1962
第1回:Sulhon haamu eli balladi Vilhelmistä/花婿の霊 – ヴィルヘルミーナのバラードより
イギリス民謡/ポケラ編, 1951
第2回:Laula kukko/歌え オンドリ
フィン民謡/ポケラ編, 1954
第3回:Lehmijoiku Haapavedeltä/ハーパヴェシの牛のヨイク
フィン民謡/ポケラ編, 1954
第4回:Lahdella seilas paatti/入海をゆく帆船
フィン民謡/ポケラ編,マルヤッタ詞, 1954 ※カンテレ伴奏
第5回:Peräpohjalainen kehtolaulu/ペラポホヤラの子守歌
フィン民謡/ポケラ編, 1954 ※カンテレ伴奏
第6回:Lauluketju nuorimmille/若人への歌シリーズ
作曲者不明/ポケラ編, 1958
第7回:Hiiren häät/ネズミの結婚式
フィン民謡/ポケラ編, 1962
第8回:Soi, soi Sorolaan/漕げ 漕げ ソロラへ
フィン民謡/ポケラ編, 1962
第9回:Koivun oksat/白樺の枝
フィン民謡/ポケラ編, 1962 ※カンテレ伴奏
※楽曲タイトル和訳は、日本カンテレ友の会による仮訳