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対象:5弦カンテレ
カンテレ動画で紹介した、カレリア共和国のプロジェクトによる「カンテレ演奏を学びましょう:5弦カンテレの演奏に関するビデオレッスン」のレッスン1で取り上げられているアンッティ・ラントネン(Antti Rantonen;1877–1961)の『Engelska(エンゲルスカ)』は、明るくリズミカルなダンスの旋律にコード奏法を時おり混ぜて弾いた華やかな1曲です。1925年に民俗音楽研究家A.O.ヴァイサネン(A.O.Väisänen;1890-1969)が採譜しました。
北ポホヤンマー地方にある町ハーパヴェシ出身のアンッティ・ラントネンは、それまでの5弦カンテレ演奏では交わることのなかったプラッキング(はじいて弾く)奏法と、コード奏法とをかけ合わせたミックス奏法を生み出しました。
楽譜はヴァイサネンによって出版された『Kantele- ja jouhikkosävelmiä(カンテレ・ヨウヒッコ曲集)』に収められています。曲集ではト長調(Gメジャー)で記譜されていますが、現在の5弦カンテレはレ(D)から始まるものが多いため、ニ長調(Dメジャー)に移調させた楽譜を紹介いたします。