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対象:5弦カンテレ
フィンランドの作曲家ウーノ・クラミ(Uuno Klami;1900-1961)は、オーケストラを起用した作品ではもっとも優れた作曲家であり、その作風は「国民的モダニズム」と称され、フィンランドの民俗叙事詩『カレワラ(Kalevala)』を題材とした作品も多く残しています。
そんなクラミが1930年に作曲した『Jouluilta(クリスマスの夕べ)』は、歌にピアノあるいはアコーディオン伴奏を想定して作られた小品です。歌詞を担当したのは詩人であり翻訳家であるウルヨ・ユルハ(Yrjö Jylhä;1903-1956)。冬戦争に従軍した際の心の動きを描いた詩で知られていますが、この歌の中ではクリスマスを楽しむ子どもたちへの暖かな視線と幸せへの感謝がつづられています。