Kanteleen kanssa sävellysten ja sovitusten maailmassa
/ カンテレとともに 作曲&編曲の世界
編:ウッラ・ホンコネン, シルヤ・フオヴィネン, サイラ・キンヌネン, ティーナサヴォライネン
印刷地:Kokkola
出版社:Modus Musiikki
出版年:2002年
対象:大型カンテレ(初級~中級)
カンテレ教育者連合 KANTO ry (Kanteleensoiton opettajat ry)が助成金を得て製作したこの楽譜集は、各カンテレ演奏家・教育者たちがそれぞれ作曲・編曲し、互いにシェアし合っていた楽譜をまとめ、一冊の本として出版したもの。主にホームカンテレ向けの楽曲が数多く並びます。
伝統的なポルカから現代のポルカまで、初級~中級レベルの小曲がまとめられており、初学者たちの最初のチャレンジ曲を見つけることができます。一部の作品には、半音階レバーを切り替えるタイミングなどが既に記されていますが、一部の作品では自分で(あるいは先生と一緒に)考えて記す必要があります。
いくつかの楽曲は、KANTOのyoutubeチャンネルにてレクチャー動画が紹介されていますよ。
例えば上の写真にうつる伝承曲をミンナ・ラスキネンが編曲した『Lähtilaulu(旅立ちの歌)』はこちらの動画で学ぶことができます。動画も参考に、ぜひトライしてみて下さい!
”カンテレとともに”楽しむための取り組みはその後シリーズ化し、アンサンブル用の楽譜集『Kanteleen kanssa : yhteissoiton maailmassa(カンテレとともに:アンサンブルの世界)』1~3も発売されています。
ご購入は出版元のModus Musiikki(海外発送あり)、booky.fi 等より。
※楽曲・楽譜集のタイトル和訳は、日本カンテレ友の会による仮訳