MENU
  • 友の会について
  • カンテレについて
  • イベント・コンサート
  • カンテレをもっと、楽しむ。
  • Links
  • お問合せ
日本カンテレ友の会
  • 友の会について
  • カンテレについて
  • イベント・コンサート
  • カンテレをもっと、楽しむ。
  • Links
  • お問合せ
日本カンテレ友の会
  • 友の会について
  • カンテレについて
  • イベント・コンサート
  • カンテレをもっと、楽しむ。
  • Links
  • お問合せ
  1. ホーム
  2. カンテレを楽しむ
  3. 弾いて楽しむ
  4. 教本・楽譜集
  5. 楽譜集『Seitakivi( セイタ・ストーン)』

楽譜集『Seitakivi( セイタ・ストーン)』

2024 2/28
教本・楽譜集
MarttiPokela
2024-02-28

Seitakivi: Lapinaiheisia sävellyksiä ja sovituksia koneistokanteleelle
セイタ・ストーン:ラップランドをテーマとした作曲・編曲集

作曲・監修:マルッティ・ポケラ
記譜:ハンヌ・スルヤラハティ
印刷地:Helsinki
出版社:Fazer
出版年:1986年

対象:コンサートカンテレ

『Hiidenkirnu: Sävellyksiä ja sovituksia koneistokanteleelle(ポットホール:メカニックカンテレのための作曲・編曲集)』に続き、同年出版された『Seitakivi: Lapinaiheisia sävellyksiä ja sovituksia koneistokanteleelle(セイタ・ストーン:ラップランドをテーマとした作曲・編曲集)』には、その副題のとおりマルッティ・ポケラ(Martti Pokela:1924-2007)によるラップランドをイメージして創作された11曲が収められています。

  • Seitakivi / セイタ・ストーン
  • Riekko hangella / 深雪のライチョウ
  • *Inkuna-poika / 少年インクナ
  • Pollati poro lullati / ポッラティ・ポロ・ルッラティ
  • Unna Ulla nunnu / ウンナ・ウッラ・ヌンヌ
  • Miessi maanon / 5月
  • Mun rähkistam / 愛しい人
  • Peijaiset / 謝肉祭
  • Ellun Inga / エッルのインガ
  • Golggo maanon / 11月
  • Hansin koira / ハンスの犬

本作でも記譜したのは、カンテレ奏者ハンヌ・スルヤラハティ(Hannu Syrjälahti)です。

マルッティ・ポケラは、自身でラップランドを旅したわけではなく、民俗伝承の収集家サムリ・パウラハルユ(Samuli Paulaharju:1875-1944)による著作群からインスピレーションを得たと語っています。

…楽曲創作のスタートはラップランドがテーマで、レコードにも収められたね。これらはサムリ・パウラハルユの本から着想を得たんだ。僕は彼の熱烈なファンなんだよ。僕自身がラップランドのどこに行く必要なんてない、本を読めば、そこから雰囲気をすべて感じるんだ。もちろんラップランドに行ったこともあるけれど…(中略)…間違いなく楽曲は、パウラハルユの、特に本に載っている写真や絵の雰囲気から生まれたんだ。
そこからたくさん(テーマ旋律を)作ったし、たくさんボツにもしたね。ああ、それらのテーマはあそこのカセットテープにあるよ、未使用のまま時が来るのを待っているんだ。

(Martti Pokela 1982, インタビュアー:Hannu Saha)

SAHA, Hannu: Luovuutta mukaan eli Martti Pokela ja kansanmusiikki, Kansanmusiikki 1/1982

ポケラが”ボツにした”メロディの欠片たちが、どのようなものだったのか、気になりますね。

”ラップランドをテーマとした”曲ということで、サーミ語がタイトルに起用されているものもあります。
表題作「Seitakivi(セイタ・ストーン)」とは、古代サーミ信仰における神聖な祈りの場である”Seita(セイタ)”のうち、石や岩がベースとなっているものを指します。自然発生した珍しい形の石や岩石、巨大な石や複数の石を積み重ねたものなど、形状はさまざま。現在もフィンランドには数十のセイタ・ストーンが遺っていると言われています。

セイタに関して初めて記録に残る形で言及したのもやはり、サムリ・パウラハルユです。
フィンランドの文化伝統に関する資料を提供するFinna.fi では、パウラハルユが撮影したセイタ・ストーンの写真がいくつか公開されています。著作権フリーで使用可能な写真をいくつか紹介します。

seitakivi
Samuli Paulaharju, 1921, Museovirasto

Pakajärven seitapahka Muoniossa
Samuli Paulaharju, 1920,
Museovirasto

Taatsin jumala
Samuli Paulaharju, 1920,
Museovirasto

ポケラが感じたイメージを想像し、演奏にも取り込みたいですね。

楽譜集は絶版のため、指導を受ける先生から受け取る他ありません。
楽譜では表すことのできないポケラ独特のリズムや奏法など、適宜レッスンを通して学びながら励んで下さい。

※楽曲・楽譜集のタイトル和訳は、日本カンテレ友の会による仮訳

教本・楽譜集
MarttiPokela
ログインステータス(会員向け)

   
パスワードを忘れた場合 パスワードリセット

 kantele-jp.net 利用ガイドを見る

日本カンテレ友の会 在庫CD販売

カンテレ関連のイベント情報がありましたらお問合せよりお知らせ下さい!

今後のイベント

5月 27
13:40 - 17:00

2025/05/27 「音と空気のきれいなコンサート」(札幌)

6月 1
10:30 - 15:00

2025/06/01 Time Blue カンテレ部(大阪)

6月 8
6月8日 | 09:00 - 6月15日 | 17:00

2025/06/08-15 ニーットゥラハティ音楽キャンプ カンテレクラス

6月 8
10:00 - 16:30

2025/06/08 サトゥ・ソパネンカンテレワークショップ&音楽交流会(大阪)

6月 15
11:00 - 16:00

2025/06/15 リソルの森「北欧マルシェ」カンテレ演奏 Duo PingViini(千葉県長柄町)

カレンダーを表示

 もっと見る

日本カンテレ友の会 Japan Kantele Friendship Association