VIVO kantele / VIVO カンテレ
編:サトゥ・ソパネン, ウッラ・ピースパネン, サンナ・ピトゥカネン
印刷地:Keuruu
出版社:OTAVA
出版年:2005年
対象:大型カンテレ初学者
OTAVA社から発売されているVIVOシリーズは、子どものための楽器入門書。かわいいイラストで表されたキャラクターたちとともに、それぞれの楽器で音楽の一歩を踏み出すことをサポートします。
『VIVO kantele(VIVO カンテレ)』は、カンテレをとおして幼児・子ども向けの音楽教育に情熱を注ぐサトゥ・ソパネン(Satu Sopanen)、ウッラ・ピースパネン(Ulla Piispanen)、シベリウス音楽院カンテレソリスト科一期生として技術を身につけ後進の育成に尽力するサンナ・ピトゥカネン(Sanna Pitkänen)によって編集され、いちご&ブルーベリーの精と一緒にカンテレの森を旅しながら、大型カンテレと音楽の基礎を学ぶことができます。
楽器に向かう姿勢を理解し、右手くんと左手さんと友だちになったら、まずは自由に音を鳴らしてみます。
少しずつ少しずつカンテレと知り合いになったら、ハ長調(C)の響きを体感していきます。
片手で弾くことに慣れたら、両手にチャレンジ。
曲のタイトルに楽器のイラストと数字が描かれていたら、同じVIVOシリーズの他の楽器と一緒に弾くことができます(↓はフルート、クラリネットの例)。
楽譜も少しずつレベルアップしていきます。
ちなみに↓の曲は、10年後の2015年に発売された5弦カンテレのための『VIVO pienkantele(VIVO 小型カンテレ)』にも掲載されています。各楽譜の調は異なりますが、調整すれば一緒に弾くこともできますね。
子どもをターゲットとした教本・楽譜集ですが、大人の初学者にもおススメの一冊です。
ご購入は OTAVA, IMU-Inkoon musiikki, Booky.fi などから。
※品切れの場合は、フィンランドの古本屋さんで根気強く探すしかありません。
※楽譜集のタイトル和訳は、日本カンテレ友の会による仮訳